サイバトロニアン戦争とユニクロン戦争

日本語版だと少々曖昧なG1シリーズのTFの戦争についてまとめました。


「サイバトロニアン戦争(Cybertronian War)」とは、約900万年前に端を発する、オートボットディセプティコンの長きに渡る戦いの総称です。名称の「サイバトロニアン」は、"サイバトロン人"や"サイバトロンにおける"的な意味だと思われます。いくつかの大戦からなり、別名「グレートウォー」とも呼ばれています。


ユニクロン戦争」は、西暦2005年のユニクロンのサイバトロン星襲撃によって勃発した大規模戦闘のことで、サイバトロニアン戦争の中の一つの戦いということになります。


実は「ユニクロン戦争」という呼称は、日本オリジナルの用語らしいです。日本版の『2010』では、"サイバトロニアン戦争"と"グレートウォー"のセリフが、全て「ユニクロン戦争」となっています。これが、定義が曖昧になっているそもそもの原因だと思われますが、果たして、なぜ変えたのでしょうか…?(汗)


『2010』第4話で、「長い長いユニクロン戦争が始まり」というセリフがあるのですが、これはちょっとおかしいですね(完全にサイバトロニアン戦争のことを言ってます)。あのカップですら、西暦2005年までユニクロンの存在を知らなかったのに、名称に「ユニクロン」とあるのは、やはり変です。


また、『ザ・ムービー』の日本語版では、「セイバートロン戦争」の名称が使われていますが、『2010』では「エクソスーツ」だったものが、『ザ・ムービー』では「エクセルスーツ」になってたり…。統一してください(苦笑)