プライマスとユニクロンについて

プライマスについて
プライマスは、TF達の"宗教における神"として、『ビーストウォーズ』でその名が登場しています。しかし、『TF(G1)』〜『ビーストマシーンズ』の世界では、実際にその姿が登場することはありませんでした(姿を現さないから、逆に神秘的でもありますが…)。それとも、数億年前有機惑星にオールスパークを送り込み、機械惑星サイバトロンを創造した張本人こそ、プライマスなのでしょうか。もしかしたら、オールスパークとはプライマスの"魂"(スパークの定義がまさにこれですが)のようなものなのかもしれません(つまり、オールスパーク=プライマスの魂=ヴォック…?)。


プライマスユニクロンは神か否か
個人的には、プライマスユニクロンは"神"ではないと思っています(神というものが本当に存在するかどうかは分かりませんが)。「光の神」、「闇の神」というのは、TF達の"神話"の中で語られているだけで(TF達にとっては、自分達の創造に関与した、紛れもない"神"なのかもしれませんが)、彼らは元々は人間などと同じ、普通の生命体だったのかもしれません(それが有機生命か、機械生命か、他の何かかは分かりませんが)。恐らく、止むことのない進化の果てに、現在のような、超越的存在へと変貌したのだと考えられます。


プライマスユニクロンの本質
プライマスユニクロンの本質は、純粋エネルギーの生命体だと思われます。このエネルギーとしての存在こそが、生命の究極的な姿なのかもしれません。なぜなら、物質的な(肉体や機械の)身体は、怪我や病気、老化や劣化、故障等、様々な問題が発生し、最終的には"死"を避けることができないからです。エネルギー生命としての彼らは、恐らく不死であり、時間をも超越する力を持ち、さらには無限に存在する並行宇宙を"渡る"こともできたと思われます(「G1」のユニクロンと、『マイクロン伝説』などのユニクロンは、同一の存在との噂もあります)。


プライマスユニクロンの起源
プライマスユニクロンは、この宇宙とは別の宇宙(並行宇宙=パラレルワールド)で誕生した生命体だったのかもしれません(それらの宇宙は、この宇宙とは物理法則が異なる世界だったとも考えられます。重力定数が10億倍とか・笑)。彼らは進化を続け、その宇宙の頂点へと上り詰めました。その途上、彼らは並行宇宙を渡る力(方法あるいは技術)を手に入れており、彼らは故郷の宇宙から別の宇宙へ、さらにその先へと旅を続けたのかもしれません。そして彼らは、どこかの宇宙で、ついに邂逅したのです。一方は光と輝きに満ちた存在、もう一方は闇と混沌からなる存在。そんな彼らは相容れなかったのでしょうか。壮絶な戦いが始まり、それは宇宙の様々な階層レベルを超え、永遠とも思える時間続いたと考えられます(彼らが戦い続ける理由は全く不明です。そこにはまさに「人知を超えたもの」があるのかもしれません)。そして、彼らの戦いは並行宇宙を超え、誕生して間もない、ビッグバン直後の「TFユニバース」に出現したのです(その後は「神話」の通りですが…、勿論この話は私の想像なので、本気にしないでください・汗)。