クインテッサンについて

ここではクインテッサン種族について色々考察(妄想?)しています。


クインテッサンとサイバトロン星
サイバトロン星はクインテッサンによって造られた、と考えている人もいるようですが、実際は「G1シリーズ」の時点では、"機械惑星サイバトロン"のオリジンははっきりとは明らかになっていません。

『TF』第69話では、マトリクスの中を旅するロディマスプライムに対し、大昔のオートボット・リーダーが「遥か遥か昔、サイバトロン星はクインテッサンのためにロボットを製造する一大工場だったのだ」と語っていますが、「クインテッサンがサイバトロン星を造った」とは言っていません。劇中のセリフからは、遥か昔サイバトロン星はロボットを製造する一大工場として"機能していた"、と解釈できると思います。

『ビーストマシーンズ』を観る限りだと、サイバトロン星は"有機惑星が機械惑星にリフォーマットされたもの"と考えられます。


クインテッサンの植民地化
クインテッサンは、かつてサイバトロン星を植民地化したものと思われます。その時の様子について、考えてみたいと思いますが、以下は単なる個人の想像なので、参考程度にお読みください(苦笑)

千数百万年前(はっきりとした年代は不明※)、クインテッサン達は惑星全体が金属でできた奇妙な機械惑星を発見したと思われます。彼らはその星に降り立ち、調査を始めました。そしてついに、惑星の地下深くで、"黄金に輝く球体"を発見したに違いありません。それを調査・解析した彼らは、その小さな球体こそが、惑星の中枢コンピューターであり、さらには"物質に生命を宿す力"があることを突き止めました。クインテッサン達は、この黄金の球体・「ベクターシグマ」そのものを工場の製造ラインに組み込むことで、自らのために、サイバトロン星にロボットを大量生産したのです…。

※A-3達奴隷ロボットの反乱によって、クインテッサンがサイバトロン星から追放されたのが1100万年前頃のため、少なくとも1100万年以上前であることは分かっています。

恐らくクインテッサンは、有機惑星を機械惑星にリフォーマットした謎の存在(プライマス?)に、"サイバトロン星にロボットを大量生産するため"、"利用された"のだと思われます。クインテッサンがサイバトロン星を欲しがる理由は、彼らにとっても高次の力である"ベクターシグマ"等にあるのかもしれません。もしかしたら、彼らはサイバトロン星の真の創造主について、何らかの答えを掴みかけていたのかもしれません。


クインテッサンとトランスフォーマー
たまに間違われますが、クインテッサンが生み出したのは"トランスフォーマー"ではなく、TFの"祖先達"です。TF種族が誕生したのは、彼らの祖先達がクインテッサンをサイバトロン星から追い出した後で、軍事用であるディセプティコンに対抗するため、オートボット達が変形能力を編み出し、"トランスフォーマー化"したのが始まりです。