実写映画の小説などについて

映画の前日譚である小説『ゴースト・オブ・イエスタデイ』を買いました。キャラの性格など、結構イメージと合ってる気がします。アイアンハイドも『ザ・ムービー』でディセプティコン達のことを「あのクソッタレども」とか言ってた人っぽいし(笑)、スタースクリームも、人間達を騙す時の演技とかいい感じです。


ただ、名前の所にカッコ書きで「英語名は〜」と付いてるのはちょっと鬱陶しく感じました。同名キャラにまで、「英語名も〜」って付いてるし。まぁ、最初だけなんですけどね…。どうせなら、巻末に名前の対応表のような物を付けるなどしてほしかったです。アークとネメシスに「号」が付いてるのにも凄い違和感が…(汗)


スコルポノックって、小型のTFだったんですね。しかも喋らないっぽい?この小説では『ザ・ヘッドマスターズ』同様、名前が「メガザラック」になってますが、海外では『ビーストウォーズ』のプレダコン含め、スコルポノックなんですよね。"scorponok"という名前は、サソリ(scorpion) のもじりなので。


実はまだ読んでる途中なのですが、小説自体は結構面白いし、よくできてると思います。ちゃんと「SF文庫」から出てるのも嬉しいです。


実写映画が海外版の名称になってるのは、「喋ってる声と統一するため」らしいですね。確かに、英語音声では「オートボット」と言ってるのに、字幕では「サイバトロン」だと、TF初めてという人は混乱するかもと私も思ってました。吹き替えはその点では問題ないと思いますが、やはり字幕版と名前が違うことによる混乱を避ける、という意図があったのかもしれませんね。


あと、「トランスフォーム<変身>」てなってるのも未だにしっくりこないんですけど…。変身だと、何か有機的なイメージで、「変形」の方が無機質で金属質な機械生命体のイメージに合っているように思います。「トランスフォーマー=変形ロボットの代名詞」って感じなのに、「変形」という言葉を使わなかったのは非常に疑問です。むしろ「変形」をアピールすべきだと思うんですけど(それに、変身という表現はなんかダサいし…)。