『アニメイテッド』日本語版

今年の春からようやく『アニメイテッド』が放送されると聞いて嬉しかったのですが、名称などは実写映画同様、オリジナルと同じなんですね。日本版の名称に思い入れがあるので、ちょっと残念だなとも思ったのですが、実写映画に続き本作も海外版に準拠ということで、吹っ切れました(笑)


いっそのこと、「G1」や『ビーストウォーズ』、『ビーストマシーンズ』といった重要作品のみ、“オリジナルに忠実な”日本語版を作ってほしいとも思いました。その際は、作画ミスなんかも修正して、カッコイイOPやEDも新たに作って(笑)。現在の日本語版の翻訳、おかしなところも多いですし。


実際、TFシリーズの中でも重要な「G1」や『ビーストウォーズ』などの作品を、多くの人がDVDなどで手軽に観られない今の状況は問題だと思います。かといって、現在ある『BW』の日本語版とかはツッコミどころが多すぎて微妙だし…。


やっぱ、「トランスフォーマー」を日本にしっかりと根付かせるには、重要作品である「G1」や『ビーストウォーズ』などの“オリジナルに忠実バージョン”を作るしかないと思います(断言)。長期的な視点で見ると、やはり必要では?


閑話休題。個人的に『アニメイテッド』の日本語版で一番心配なのが、「再編集」されるという噂です。余計なことすんなよ!と個人的には思うのですが…(良くなる可能性もなくはない?)。『アニメイテッド』はかなり面白いと聞くので、作品の質が落ちないか非常に心配です。


後々、再編集が失敗だったなんてことにならなければいいのですが…。


あと、一部のキャラの名称もオリジナルと違うという噂も聞いたので、不安…。「オプティマス」や「オートボット」の名称使うんだったら、オリジナルに“忠実に”訳してほしいと思います。キャラの性格や特徴、用語やサブタイトルなんかも、変えないでほしいですね。「破壊大帝」なども日本特有のものだと思うので使わないで、役職も海外版準拠で徹底してほしいです。


TFシリーズは「変化」が重要な要素ではありますが、何でもかんでも変えればいいというわけではないと思います。目先のことだけ考えて安易に変えるのは、やめてもらいたいです(エピソードの順番を変えられたり、『BW』でエアレイザーが男にされたりとか、過去にも色々あったし…)。

「プライム」について色々と

TFの物語の中での「プライム(Prime)」って名前は多分、「プライマス(Primus)」から来てるんでしょうね。プライマスが最初に創った13人のTFの名前に付けられたのが「プライム」らしいです。


余談ですが、一番初めに創造された者は「プライマ(Prima)」という名前で、彼がマトリクスの最初の所持者らしいです(多分)。ちなみに、最初の13人と、G1のアニメでマトリクスを継承していたサイバトロンリーダー達は別物ですよ。でもプライマのように、13人の中にもマトリクスの継承に関与した者もいるかもしれませんが。


アニメのG1作品(『1st』〜『TR』など)では、基本的にプライマスは登場してないので問題ないですが、『BW』では「プライム・リーダー」や、「プライマスの聖約」というものも登場してます。でもまぁ、特に問題ではないのですが。


問題があるとすれば今後ですね。最初の13人やら、彼らとプライマスの関係に言及する作品が登場するかもしれませんし。てゆーか既に、『GF』では「ベクター・プライム」が登場してますし、実写映画でも「プライム」に言及してるんですけどね(苦笑)


個人的に「コンボイ」という名前は日本では結構定着してますし、大事にしてほしいです。今更「私はオプティマス・プライム」と言われても、過去の作品は何だったんだという気持ちが強いです。


なので、「オプティマス・プライム」という名前は、コンボイの“もう一つの名前”ということにすればいいのでは?と思います。“海外版での名前”と“日本版での名前”ではなく。普段は「コンボイ」の名前で、プライマスやプライム関連の時は「オプティマス・プライム」の名前を出せばいいのではと思います。


ユニクロンにカオス・ブリンガーという別名があるように、2つの名前があってもいいんじゃないでしょうか(あんまりいっぱいあると困りますが)。ザ・フォールンも確か、本当はなんちゃらプライムって名前らしいですし。


ところで、オプティマス・プライムの名前って中黒付けるんでしょうかね?実写映画では付いてますが、トイでは付いてない…?(個人的には付けてほしいけど)。

実写映画『トランスフォーマー リベンジ』の感想

とりあえず、実写映画(吹き替え版)を観たので感想書いときます。今回の映画は、事前に殆ど情報を得ていなかったので、色々と驚かされました。個人的には前回よりも面白かったかも。以下ネタバレ含みますのでご注意ください。


今回登場したキャラの中で一番のお気に入りは何と言っても傭兵・ジェットファイヤーです。本作に魅力を感じる最大の要因だと思います(笑)。次いで、サウンドウェーブとデバスターが良かったです。さすが情報戦のスペシャリストと巨人兵って感じの活躍でした。あとは、前作同様バンブルが魅力的でした。


そういや、前作の戦車は結局ブロウルってことなんでしょうか?


スタスクは、前作では殆ど喋らなかったこともあり人格面についてはよく分かりませんでしたが、今回のを観てかなりのヘタレであることが分かりました(苦笑)。スタスクらしいっちゃらしいですが、G1は鈴置さんの声だったからカッコ良かったけど、今回のはとにかく情けない感じでした(汗)


あとコンボイは、戦闘時のセリフが怖すぎです(汗)。デストロンには容赦なしですな。アニメのイメージ的にはちょっと…って気もしますが。


「7人のプライム」って、「最初の13人」が元ネタですよね。数字的にはラッキーな感じなのに、結局一人裏切り者(ザ・フォールン)が出るんですね(笑)


あと、「マトリクス」も初登場ですね。マトリックスって言ってたような気もしますが、日本では今までずっとマトリクスだったので、統一してほしいです。


「スペースブリッジ」も登場しましたが、実写映画のはアニメのような大型の設備は必要ないんですね。装置自体はかなり小型で、ジェットファイヤーのボディに装備されてたんでしょうか?


本作で個人的に一番驚いたのは、コンボイの合体でした。まるでマイ伝のジェットコンボイですね。まぁ、今回のはジェットファイヤーはお亡くなりになっててパーツのみを装備した形ですが。デザイン的にもかなりカッコ良かったです。


それにしても、下ネタ多いよ(汗)。前作もだったけど、マイケル・ベイの趣味なんでしょうか?家族で観に来てる人とかは結構気まずいと思うので、次回作はもう少し抑えてほしいです(苦笑)


面白かったし、色々細部もチェックしたいので、また観に行こうと思ってます。

種族などの名前について色々

「サイバトロン(Cybertron)」の名前は、「コンピュータネットワーク」などを意味する"cyber"が語源らしいです。「サイバーパンク」や「サイバースペース」という言葉もありますね。サイバトロンの意味は、"サイバーな生命体"(?)って所でしょうか?特に「正義」とかの意味はなく、ロボット種族としては結構中性的な意味の名前です。


デストロン(Destron)」は、「破壊する」という意味の"destroy"が語源のようです。彼らは元々軍事用ロボットとして開発されたため、その"破壊的・好戦的な性質"から、(民間用ロボット達に)そう呼ばれるようになったのかもしれません。


※"デストロンは元々軍事用ロボットとして開発された"というのは、「G1シリーズ」と、その時間線に属する世界(『BW』とか)での話です。でも、その他の『マイクロン伝説』などでも、"破壊的・好戦的な性質を持った種族"という点は同じですね。


また、「破壊大帝」の称号も、デストロンの語源が"破壊"だから、そのような名称となったようです。"デストロン(破壊せし者)の頂点に君臨する大帝"、って感じかな?多分日本オリジナルの設定だけど、魅力的な称号です。


セイバートロン(Saviourtron)」の名前は、「救うもの」、「救済者」、「救世主」などを意味する"saviour"が語源と思われます。セイバートロン星が、ユニクロンから"世界を救う"ために生み出されたものと考えると、結構合っているのではないでしょうか?また、"saviour"には「神」などの、神聖な意味もあるらしいです。セイバートロン星は、TFの神「プライマス」との繋がりが強く(『GF』ではプライマスの巨大なボディだったし)、惑星の神秘性がよく表された名称と言えるのでは、と思います。

『トランスフォーマー』 吹き替え版

映画、ちょっと前に吹き替え版も観てきました。一度観た映画で、内容も分かってるのに、かなり楽しめてビックリしました。やっぱ面白いです。以下感想やちょっと気になったことを書いていきます。「ネタバレ」を含むのでご注意ください。


メガトロンの声が加藤さんじゃないのは、まぁ仕方ないよね…って感じです。他のキャラも、コンボイをはじめ特に問題はなかったのですが、バンブルの声だけ、ちょっとガックリきました(汗)。外見が結構可愛い感じなので、もっと子供っぽい(?)声かと想像してたので…。G1の塩屋さんの声のイメージも強かったので、聞いた瞬間「え?…」と思いました。海外版のもこんな声質だったっけ…?


実は高木渉さんとチョーさんが吹き替えやるってので、ちょっと不安があったのですが、全然問題なかったですね。むしろ見直しました(笑)。日本語版『BW』での暴走ぶりで、正直あまり良い印象をもってなかったのですが…。特にチョーさんは、『SL』でもアルファQがちょっとウザかったのですが(好きだった人には申し訳ないけど…)、今回はシモンズのキャラのイメージに合っててかなり良かったと思います。


コンボイの「自由とは全ての生命体に与えられた権利だ」という台詞。パンフレットとかでは「知的生命」とか「知性体」ですが、映画では「生命体」だったような。これって、「知的生命」と「生命体」では全く違うと思うんですけど。「知的生命」は知性を持つ生命体の意味で、人間やTF達のことであり、動物などは含まれません。本来の意味としては、「知的生命」の方が適切だと思われます。小説の前日譚で、知性のないミミズっぽい生物を殺す描写がありますし、G1のアニメでも同様で、襲ってきたモンスターは殺しちゃってました(汗)。「全ての生命体」だと矛盾してしまいます…(記憶違いかもしれませんが)。


コンボイの「オートボット、出動」、つまり「サイバトロン戦士、出動!」があったのは嬉しかったですね。あと、"One shall stand, one shall fall."が「どちらかが倒れ、どちらかが残る」ではなく、「お前が死ぬか、私が死ぬかだメガトロン!」だったら、日本のファンには最高だったんですけどね(『ザ・ムービー』での名台詞)。


メガトロンの一人称は、やっぱ「俺様」か…。G1のイメージでは「ワシ」ですけどね(マイ伝とかでも…)。スタースクリームがメガトロンのことを「メガトロン様」と呼んでいたのは嬉しかったです。字幕版では「閣下」だったので(汗)。でも、その後の「またしくじりおったな」が「この愚か者めが」じゃなくて残念。あと、やっぱり吹き替えでも「ディセプティコン、攻撃せよ!」でした。ファンとしては「ディセプティコン、アターック!」と言ってほしかったです…。


"More than meets the eye!"が「見た目よりすごい」と「目に見える以上のもの」(だったっけ?)と統一されてなかったのが残念でした。前者は途中、サムがミカエラに対して言った台詞、後者はラスト、コンボイが人類を評して言った台詞です。個人的には「目に見える以上のもの」の方が日本語的に良いかなと思います。前者の台詞が「目に見える以上のもの」でも全然問題なかったのでは?"原語が同じだからいい"ってもんじゃないと思います。個人的には、こういう名言的な台詞は一字一句違わないでほしいです(名言なんだから…)。


字幕版と吹き替え版で、多少台詞が違うのは全然OKなのですが、有名な台詞というか、重要な部分だけは、統一してほしいなぁと思います(「閣下」と「メガトロン様」とか)。あと、日本のファンにとっては残念な翻訳が多い気がします…。こういうのって、タカラトミーの人はチェックとかしないのでしょうか?


もう一つ残念だったのが、一部吹き替え用字幕がなかった点です。バンブルが流す曲の訳や、私の乳歯の訳、バリケードのテールに書いてある「罪人を罰して服従をさせ…」の訳は字幕で出すべきだったと思います。英語が分からない人には演出が伝わらず、かなり不親切に感じました…。

「フィギュア王・TF特集」を買ってみた

実写映画について
実写映画版『トランスフォーマー』、日本でも興行収入1位だったようですね。全世界30カ国以上で1位らしく、スピルバーグ作品では現在3番目のヒット作となっているようです(1、2は『E.T.』と『未知との遭遇』…だったかな?)。実際、TFを知らなくてもかなり楽しめる作品だと思うので、ファンならずとも、劇場の大スクリーンで観ることをお勧めします。


実写版TFのトイ
実は今回のトイ、映画を観る前はそれほど魅力を感じなかったのですが、観た後では異常に魅力的に見えるから不思議です(笑)。特にバンブルビー!彼は74年モデルと2008年コンセプトモデル、アルティメット、ついでに固定ポーズのフィギュア、全部欲しいくらいです(笑)。氷漬けのメガトロンも、通常版に比べてサイズ的に遊びやすそうで良いかも。小説の"アイスマン"のイメージですね。あとは、フレンジーと、スタスクは買ってしまうかも…(金が…)。


サブグループについて
「サブグループ」についての記述も興味深いです。私は『ビーストウォーズ』の頃からのファンなので、サイズの呼び名は「ベーシック」「デラックス」「メガ」「ウルトラ」「スーパー」「スプリーム」の世代(?)です(笑)。マイ伝あたりから呼び名が変わったらしいんですが、上の呼び方のほうが馴染み深いですね。

「G1」のディセプティコンにサブグループ(部隊)が多いのは、彼らが元々軍事用として開発されたロボットだからなのかもしれません。軍事用だから、部隊として上手く編成されているのかも、と思いました。軍の総司令官でもあるリーダーのメガトロンを頂点に、スタースクリーム指揮する航空部隊、サウンドウェーブ指揮する諜報部隊、工兵部隊のコンストラクティコン、スタンティコン部隊やコンバッティコン部隊、独立部隊のインセクティコンなど、様々な部隊が存在しています。

一方のオートボットは、ダイノボット部隊やエアリアルボット部隊などが存在しますが、ディセプティコンに比べると部隊の数はずっと少ないです。アニメでは"オートボット"と"ミニボット"の区別もされず、ほぼ同等に扱われていました。これは恐らく、彼らが元々民生品として開発されたロボットだったからなのかもしれません。オートボットだけに"女性タイプ"が存在するのも、様々な用途に利用される民生品として開発されたためなのかもしれません。


アニメや物語の重要性
今回の実写映画のヒットを契機に、もっとハイクオリティなTF作品(アニメなど)が作られることを期待したいです。今までのタカラは、トイ重視で、アニメを軽く見ていた気がします…。『マイクロン伝説』とか、作画が不安定で残念でしたし…(作画以外は大好きな作品ですが)。もちろん、トイは重要ですが、アニメなどの映像メディアを軽く見るのも間違いだと思います。トイ同様、アニメ作品も、「トランスフォーマー」というシリーズを形作ってきた重要な要素なので。

ビーストウォーズ ユニバース』のラリー・ディティリオ氏(『BW』のストーリーエディター)のインタビューで、「BWを3年間担当され、ご自身がTFの15年に及ぶ伝説の一部となったことについて、どうお感じですか?」という質問に対し、ディティリオ氏は「非常に素晴らしいことです。それはまるでアーサー王や、以前RPGのシナリオを書いたクトゥルー伝説に加わったかのようです」と答えています。今後TFのアニメ制作に関わるスタッフも、20年以上の歴史を持つ"TFという伝説の一部になる"という気持ちで、クオリティの高い作品を作ってもらいたいですね(笑)

実写映画『トランスフォーマー』の感想

というわけで、初日のレイトショーにて観ました。初日なので当然かもしれませんが、満員でした。本当は吹き替え版が観たかったのですが、字幕版しかなかったので仕方なく字幕の方を観ることに。まぁ、そのうち吹き替え版も観るかもしれませんが。私はバカなので、上手い感想とか書けませんが、とにかく「面白かった!」です(またそれか・笑)。以下「ネタバレ」とか含みますのでご注意ください。※キャラの名前とかは日本版名称にしています。


今回の映画で個人的に一番魅力的だったのが、サイバトロンではバンブル、デストロンではフレンジーでした。まぁ、バンブルは本作の主役的キャラなので、かなり活躍してるわけですが。彼は発声装置が破壊されてて「喋れない」というので、ちょっと心配してましたが、「ラジオを使って会話する」ってのはなかなか面白いなぁと思いました。ボロって言われて新型のカマロをスキャンするのも良いですね。あと、サムがバンブルを買った店で、隣にアニメのバンブル(フォルクスワーゲン・ビートル)がいたのもニヤリって感じでした(笑)


フレンジーは、CDプレーヤーに変形するけど、こいつはやっぱサウンドウェーブじゃなくてフレンジーだな、と思いました。飛行機内で人間達に見つからないようにしてるシーンが面白かったです。CDプレーヤーに変形して擬態するのは、これぞTFって感じですね。ロボッツ・イン・ディスガイズ!(身を装ったロボット達)です(笑)。あと、頭部だけで移動するシーンは、『BW』のハチっぽかったかも。頭部だけになっても、携帯電話の形態を獲得して成り済ましたり、TFとしての能力を最大限に活かしてるのが素晴らしい。最後のマヌケっぷりも素敵でした(笑)。…ていうか、死んだの?


それにしても、デストロン勢はかなりの死者が出ててビックリしました。特に印象に残ったのが、ボーンクラッシャーの最期。コンボイとの戦いで、蹴り入れられて眼が飛び出したり、剣で一突きにされる様は結構ショッキング(苦笑)。かなり迫力はありましたけどね。壮絶です…(笑)


戦車の人が「デバステーター」と呼ばれていたのにはやはりちょっと戸惑いました。「ブロウルじゃないんかい!」とツッコミ入れた人も多いはず(笑)。まぁ、"devastator"は「破壊者」の意味なので、戦車型TFのイメージとしては悪くないですが…。


前回小説のマイスターについて書きましたが、今回の映画ではまさかの戦死。驚きました。スタスクも、映画ではあまり喋らなかったですね。F22を撃墜させたり、ビークルモードに変形してぶっ飛んでいくシーンはカッコ良かったですが。


オールスパークに関しては、「生命を与える」という意味ではアニメのに近い感じがします。やはりあの立方体の物体はあくまで「ゲート」で、その本質は精神世界にあるのでしょうか?一応メガトロンの胸に突っ込まれてわずかな欠片以外消滅してしまいましたが、本当に失われてしまったのか疑問です。次回作でもまた何らかの形で出てきそう…。まだまだ謎が多いですし。


個人的にお気に入りなのは、サムの家でのサイバトロン達のシーンですね。サイバトロン達がサムの父ちゃんに見つからないように家の隅とかに隠れるシーンは最高すぎ!お前ら家壊してないか?(笑)。噴水とか庭とかめちゃくちゃにしてるし…。ビークルモードになって「隠れてるつもり」なサイバトロン達とか、彼らの魅力が爆発してましたね(笑)


サムがバンブルのロボットモードを見て「日本製だ」って言ってましたが、これはやはりTFの起源が日本だからってことで、日本のファンへのサービスなのかなぁ。周りの観てた人達もかなりウケてました(笑)


細かい部分で気になったことは、「オプティマス・プライム」と中黒付きになってたこと。トイなどでは中黒なしだったので、私もそれに合わせてたのですが…。まぁ、中黒を付けるか付けないかなんて、気にする人はほとんどいないでしょうけど、どっちが正式な名称なのか個人的にちょっと気になる所です。あと、コンボイのことを「総司令官」ではなく、別の言葉でアイアンハイドが呼んでいた気がするのですが…(なんて言ってたかは忘れましたが)。


もう一つ気になったのが、メガトロンが「ディセプティコンズ・アタック!」と言った所。字幕では「攻撃」となっていたような。有名な台詞なので、「アタック」にしてほしかったなぁ…。また、メガトロンの一人称はワシではなく「俺様」で、スタースクリームはメガトロンのことを「閣下」と呼んでましたね。


やはり個人的には、DVDでは日本版準拠の吹き替え版を付けてほしいです。日本のファンとしては、日本版設定の方が馴染み深いので…。劇中の"オートボット"や"オプティマス・プライム"が、「サイバトロン」、「コンボイ」だったら、日本のファンにはもっと印象深いものになったのでは?と観ていて思わずにはいられませんでした。吹き替えが無理なら、字幕でもいいので、ぜひ!って感じです。今後の日本でのシリーズ展開のためにも、日本版設定のものを出しといた方が良いと思いますし。


前回、『BW‖』と『BWN』について書いた所で、「『BW』のオープニングと同じ時代の出来事」と書きましたが、よく考えると、『BW』のオープニングって、太古の地球の軌道上にワープしてくる所から始まるので、これは誤りですね…。あと、今回の実写映画及び小説の世界でのTF達の戦いはたった「数千年」と書きましたが、これはもしかしたら、メガトロンが行方不明になって数千年ってことだったのかもしれません。よく確認せずに書いてしまったので…(汗)